男社会 女社会

常々疑問を抱いています。
この世は一体男社会なのか女社会なのか。
学校を卒業して、会社に入ると男の人が結託して女を仲間外ししようとしてくる男社会でした。
でも、そんなおじさんたちも、家庭に帰ると奥さんにいいようにこき使われてたりするのです。割と多くの家庭が、どちらかというと女社会なのかしらんと思います。
なんとなく、家庭で奥さんにいいようにされているストレスを、部下の女の人にブツケているフシも見られました。
学校では、学校の男女比にもよるのでしょうが、どちらかというと女子の方が男子より強かったと思います。保育園、幼稚園、小学校あたりは先生も女の先生ばっかりだし、学校に関わる保護者やらの大半女性だし、圧倒的に女社会だと思うのです。
男の子はダメね〜っていうのが常識としてまかり通っている。
中学校は男の先生も多かった気がしますが、どのみち保護者はお母さんばっかり。男の子が何をほざこうと女の考え方の方が正しい世界です。中学生、高校生くらいだと、まだ女子のほうが教室では強かったと思います。
暴力に訴えられたらかなわないでしょうけど、「男の子は絶対に女の子に怪我させちゃだめ」って、小さいときから刷り込まれています。
母息子関係というのが、そもそも圧倒的に母が強く、そこで女の子への暴力を封じられているわけです。
考えてみると、生まれてから社会に出るまでは女社会なんじゃないかという気がします。
労働の場では男の数のほうが多くなり、やっと男が天下を取れるようになるのかもしれない。
それでも家庭に入ると女のほうが幅を利かせていて、なんか逆らえない。
男社会というのは、家庭やら学校で女に良いようにされてきた鬱憤ばらしで作ってるんじゃないのか。
なんてことも思います。
その場で数が多い方が威張っていいことになってるので、
「女は出しゃばるな」
って言ってくるのは、えばってるんじゃなくて、多分女性の数が増えちゃうと負ける自覚があるからこそなんでしょう。
一体この世は男社会なのか女社会なのか。
男も女も数の多少に関係なく、不利益を被るのは御免ですから、公正であって欲しいなと思います。