Jewels in the night sea 神秘のプランクトン 不思議できれい 素敵で不可解

「Jewels in the night sea 神秘のプランクトン」峯水亮

という本を読みました。

 

これです

 

 

 

 

 

夜の岸近くの海でとったプランクトンの写真集です。

全ページとてもきれいで不思議で素敵でした。

 

この本で、タルマワシというプランクトンについて知りました。ホヤやサルパの中身を食べて、外の皮をかぶって生活するのだそうです。その皮の中に卵をうみつけ、子供たちは皮を食べて育つそうです。

怖いですね~

こういう、のっとりって何故こうも怖いと感じてしまうのでしょうか。

よくわかりませんが、妙に怖いです。

 

稚魚の写真もありました。

アジの稚魚は、クラゲの足に頭をつっこんで眠るそうです。写真で見るととてもかわいい。

小さいくせにまん丸に膨れたふぐの稚魚も、タコの子もかわいらしい。

優美な姿をした稚魚たちも。

でもプランクトンの世界は、こういう「何」ということがわかるものばかりではありませんでした。

何がなんだか、どこがどうなってるんだかわからない、不可解な形の生き物もいっぱい載っています。

「クダヒゲエビ科のミシス幼生」

とか

「ビワガニ属のゾエア幼生」

とか、

呪文のような説明文もいっぱい。

独特です。

素人には何がなんだか?????

 

どう撮影したのかわからない、綺麗な写真がいっぱいの本です。

ちょっとしたプレゼントにもなるんじゃないかなぁ、と思いました。

 

 

綺麗な写真と言えば、以前に読んだ本ですが

 

「ときめくきのこ図鑑 (Book for Discovery) 」堀 博美 著

という本も素敵でした。

これです

 

 

 

これは、タイトル通り心ときめくような素敵なきのこ写真がいっぱいの本でした。

 

 

きのこにせよ、プランクトンにせよ、身近ではあまりみかけない姿をした生き物の写真です。

どちらの本も、その不思議な生き物の姿を美しく、面白く見せてくれる本です。

 

お勧めですよ~