マグロのカマ

今日はご飯の話を書く。
マグロのカマを焼いて食べた。
魚焼きグリルに入らなかったので、オーブンレンジで焼いた。
考えて見ると、煮ても良かったのかもしれない。
まぐろの煮物と言うと、アラは、生姜とニンニクで風味づけして煮ると美味しい。生姜だけだと臭みが残るけれど、ニンニクを合わせるとその臭みとにんにくが美味しい風味を生む出す。この臭みはなくてはならない臭みだったのだな、と感じる。
風味のこういう足し算は面白い。
料理は、引き算していっても面白い。
例えば私の愛するじゃがいも。
通常、じゃがいもは、塩やらバターやら醤油やら砂糖やらマヨネーズやら、何かと調味料をまとって出てくる。
でも調味料を引いて引いて引いて、どこまでシンプルにできるか引いていくと、結局調味料は必要ない。ただ加熱しただけの方がそのものの味がして美味しいと気づく。
本当言うと、カレーもルーなしの汁でも美味しいと思う。けど、他のモノならともかく、カレーからカレールーを引き算すると、家族がきっと怒るだろうのでまだやってみたことはない。私はやってみたいんだけど。激しい反対と攻撃が予想されるので、カレーなしカレーのアイデアすら、家族には話したこともない。きっと一生の秘密。
今日は、オヤツに3ミリから5ミリ程度の薄切りにしたじゃがいもをオリーブオイルで焼いたものを食べた。カリッとするまで揚げ焼きした。味付けしなくても美味しかった。
味はつけてないけど、オリーブオイルの風味がきいていた。
山椒をふったらどんな風になるのか試したい気もじわじわしたけれど、やめておいた。
あれは結構しびれるから。

今度はマグロのカマを手に入れたら煮てみようと思う。でも、入る鍋ってあったかしらん。