機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 いろんな人が(;_;)
【中古】機動戦士ガンダム 2 哀・戦士編 特別版 劇場版 / 富野由悠季【監督】
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機動戦士ガンダムII 哀・戦士編を見ました。
ようやく話が繋がりました。
なるほど、ホワイトベースとガンダムとニュータイプ、まとめて扱いに困ってたんですね。
正式に教育した軍人でもない連中だし。
変な能力持ちだし。
ジオンホイホイだし。
持て余していたんですね。それで囮にしたと。
よくわかりました。
マチルダさんが死んじゃったのがショックでした。
マチルダさんが、結婚しようとしてたり、ホワイトベースの皆を結婚式に呼ぼうとしていたのも意外でした。
もっと裏のある女性かと思ってたのです。
しぶとく生き抜いていろんなゆさぶりをかけてきたり、陰謀に加担したりしてくれると思ってた。
そしたら、みんなのあこがれのきりっとカッコイイ女性でした。
マチルダさんが死んでから出てきたので、婚約者のよさそうな人はきっと死ぬんだろうなと思ってたらやっぱり死にました。
いい人は生き残れないのです。
たぶんそれが教訓です。
アムロは幼く描かれていました。
ガンダム盗んで飛び出してっちゃうし。
盗んだバイクで走りだす歌がありましたが、兵器盗んでいっちゃやばいでしょう。
それで、僕にだって言い分があるんだ!って泣く。
僕が一番上手にガンダムに乗れるんだって泣く。
そんなに幼かったんですねぇ。アムロくんは。
それなのに殺しあいに駆り出されて。
おばさん、かわいそうになってしまいました。
そして、アムロがそんなだから、ブライトさんは、あんなに若いのに頑固おやじみたいになってしまうわけですね。
もとから頑固おやじの素質ばっちりだったブライトさんを、急速に頑固おやじ化した犯人はお前だな!!
と思いました。
反抗期の年頃にみたらアムロに共感デキたのかしら。
それとも、いや、それはだめだよ。って思ったのか。
理屈はわかっていても従えない年頃だから、人が子供っぽいことしてたらかえって激しく厳しく批判するかもしれませんね。
自分は大人だって思いこんでる年頃だし。
若い人はどんな風に感じるんだろう?
なんてことを思って見てたら、あったばかりのハモンやらランバ・ラルやらもどんどん死んでった。
カイの彼女さんも死んじゃうし。
がんがん話が進んで行きました。
登場人物がいっぱいいて、いろんな人のそれぞれの物語を描いていくという、戦記物らしい話だったと思います。
面白かったです。
絵の動きも、私はこのくらい動いてたら十分じゃないかと思うのです。
そもそもバラバラの絵を素早くとりかえると、まるで動いているように見える!という認知の特性の上に乗っかって作られているのが動画というもの。
枚数増やしたら、スゴイ!と思わせる動画は作れるけど、やっぱりパラパラ漫画には変わりない。
枚数を増やしていくよりも、もっと違う工夫がありそうな気がします。
認知の特性をもっと知って、
重量感をどうしたら出せるか
時間の経過を、もっと深く感じさせるにはどうしたらいいのか(実際には10秒の画面を30秒にも1分にも感じさせる)
話の前後関係を違和感なく理解させるにはどうしたらいいのか、
なんていうテーマで取り組んでみるのも、面白いのではないかと思います。
結局、アニメに限らず、動画というものは、それぞれの場面や場面間のつながりを、
困難なく認知できる、
気持ちよく味わえる
ように仕上がっていることがベストなのではないかと思う。
誰か、この辺、もう研究してあるのかな?
アニメも面白いなぁということがわかってきたので、そのうち時間ができたら、夫が撮りだめしている全部の話を見てみたいものです。