どろろ 感想2

さて、みなさまこんにちは

そろそろ頃合いでしょうので、どろろ感想書いてみます。
あまり万人向けの作品ではありませんでした。視聴する人を選ぶ作品です。

人物設定の整合性
作品内の世界設定の整合性
エピソード間の整合性
いずれも破綻していたと思います。

話の整合性が気になるタイプの人には完成度の低い、楽しめない作品になってしまっていたと思います。

特に最期の方の家族もののドラマは、無理に入れ込んできたような違和感がありました。
ずっとダラダラ続いた連載漫画が、終了際に急にシリアスな話をぶち込んで来るのと似てました。尻切れトンボにならないためのシリアス展開です。

素人考えですが、百鬼丸についてはこんなにウェットなストーリーにしないほうが良かったんじゃないかと思います。
葛藤や成長がテーマじゃなくて、目標達成がテーマで良かったと思う。ドライに妖怪退治して、体を取り戻してけば良かった。
ウェットに葛藤、成長するのはどろろの方で、それも百鬼丸に置き去りにされた後でいいんじゃないかなと思いました。

同じ作品であっても、人によって見る部分は異なりますね。セールスマンは、同じ商品であっても、お客に合わせて売り方を変えるそうです。いいと感じる入口側凄く人によって違う。きっとこの作品がマッチする人もいたと思います。

私は合いませんでした。