巣立ちのとき

子供が思春期に突入。
すっかり生意気になりました。
甘ったれてるくせに、えばりくさっています。
あれだけ大きな態度でクソ生意気な口をきいておいて、まだかわいがってもらえるつもりでいる。
そういう様子はとても滑稽で、いまいましく、なぜだか物悲しいような気もします。
うちの子は、まだしばらくは、私自身よりも、親の役割を果たす人を必要としているようです。
私にそれがうまく出来てる気はしません。でも、子供の心は、ただの積み木を飛行機に見ることができる。同じように、ただの私に母なるものを見ることができているらしい。ここまでのところは。
うまく出来てるものですね。
これまでちゃんと育ってきたし、立派に反抗もしているし、しっかり大人にもなっていくんだろう。
近頃やたらとのしかかって甘えてくるのは、一人で立つ前の最後の甘え家なあと感じています。
寂しくはありますが、この子が、母である私をすかして、私である私がいることにも気づいてくれるのかも
しれない。改めて出会うときが来るのかもしれない。と思うと、その時が待ち遠しくも思われます。
お互い、元気に生きていなければ。
と思いました。