「味つけひとつでなんでも料理」
「味つけひとつでなんでも料理」村上祥子
この本は、
「私、料理得意なの」
「いろんなレシピが知りたいわ」
という方ではなく、
「料理ってちょっと苦手」
「料理ってよくわからない」
と思っている方に特におすすめです。
味つけの基本をちょっと覚えたら、なんでも料理できるようになる本
なのです。
私は主婦になりたての頃、この本を読んで、料理に対する苦手意識を克服できました。
この本によると、人間の味覚というのは、塩分濃度がだいたい1パーセント前後のところで美味しいと感じるそうです。
だから、料理する素材の量の1パーセントくらいの塩分量になるように、使いたい調味料の量を調整して味つけすれば、だいたい美味しくなる、というわけです。たとえば100グラムの野菜は、1グラムの塩で味つければいい、というわけです。
ごくシンプルな、基本的な料理のレシピと、そのバリエーション料理が紹介されています。
家庭で実際に、今日買ってきた食材を料理をしていくための実践力・応用力が身に付く本だと思います。
結局、料理というのは、
素材×調理方法×調味料
の組み合わせなのだ、ということが、この本を読んでよくわかりました。
料理に対するハードルを、低くしてくれる本だと思います。
すごくお勧めなんですが、これも楽天にないんですよね~。
残念