生理整頓(学校では教えてくれない大切なこと)

この本は、生理整頓の必要性や、コツなどを教えてくれるまんがです。

まんが、というのはただそれだけで魅力的なものなのでしょうか。

正直、私にはまんがとして面白いとは思えないのですが、子供は何度も繰り返し読んでいます。

そして、読むたびに毎回新しい発見があるようです。

「全然知らない話が書いてあったよ!この前読んだときはちゃんと読んでなかったみたい!」

とうれしそうに報告してくれます。

読んでも読んでも、頭にはほとんど入っていないという告白です。なんとしたことでしょう。

何回読んでも何かが新しいって得した気分だねって思うことにしましょう。

 

書いてあることは、だいたい普通家庭で大人が子供にいつも言っているようなことです。

片づけは大事。

ただ押しこめばいいというわけじゃなくて、使いやすいようにきちんと収納することが大事。

片づけ方のコツ。

などなど。

これを、母親が口うるさく言うと反発されるだけなんですが、まんがだと、素直に受け止めるみたいです。

親から言われた、教えられた、注意された、というよりも、自分で本を読んだ、わかった、情報を得た、という能動的な状態がいいのかもしれません。

自分で整頓用の小箱を作って、机まわりをきれいにするようになってきました。

すぐに出来るようになる、というわけにはいきません。が、じわじわ浸透してきてますよ。

ときおりさっぱりと片づけて、机周りを自分で眺めて、

「すごいでしょ!見てみて!」

と得意がるようになりました。

反抗期に入っちゃって、何を言っても反発してくるお子さんに、生理整頓について意識してもらいたいとき、試してみるといいと思います。