好みのタイプのおはなし

好きなタイプの話。

①どっかわからない世界に行って、不可解な体験をして帰ってくる。または帰れない。

②何かわからない物が日常に現れて、去っていく、または去ったように見せかけて潜んでいる

こんな感じの話が好きです。
どちらの場合でも、体験をした本人の住んでいる世界が、体験以前と変わってしまいます。
この住んでいる世界の枠組みの破壊が何となくイイ。


ジャンルでいうと、ホラーやSFにこんな話が多いです。
浦島太郎、パラレルワールド物、神隠しものが①
かぐや姫、瓜子姫、鶴女房、異星人ものや幽霊はまさに②です。
ただ刺激的なものではなくて、世界とはこうである。と信じて安心して住み込んでいたのに、それが変わってしまって、もう体験する前のようには戻れない、というのが好きです。
何か落ち着かない、ザワッとする感じがいい(≧∇≦)b
おどろおどろしければなおいい(≧∇≦)b
例に多く上がっていますが、昔話にはこういう話が多いです。


枠を壊すというと、自分というものの枠を壊す話もありますね。
主人公が人生の問題について、悩み、苦しみ悶て、最初はうらんだり怒ったりしているんだけど、マイナスの感情が振り切れるだけ振り切れたところで何かしら気付いて、赦せる自分に変化成長する系統の話です。
夫婦の不倫問題のドラマにこういうのが多いですね。
大恋愛とか大失恋とか裏切られた友情ものとかも、こういうジャンルでしょうね。
そっちの、自分自身の枠が壊れて、再生するという話は、それほど好きでもありません。そういう話は何だか疲れるから、たまでいいです。

イロイロあるけど、世界も自分も全く揺るがない話もありますね。
ただ事実として、淡々と事件が連続していく。
ガンダムってこの系統かなって気がします。
ほんわか系統だと興味が全くわきませんが、ドライな調子ですすんで行くなら、こういうのも悪くないかなって思います。推理ものドラマとか。先生ものなんかもそうですね。
中毒性があるのはこういう系統だと思います。